インフルエンザ予防接種
2025年度 インフルエンザワクチンのご案内Influenza
接種対象
令和7年9月13日(土)までに当院の診察券をお持ちの生後6か月から中学3年生までのお子さま
予約について
- 予約開始日:9月18日(木)から
- 接種時間帯:月曜日から金曜日、午前8時45分から9時まで・午後2時30分から3時45分まで。週によって異なる場合があります。
- 予約方法:Web予約のみ、予約はこちらから
- 接種開始日:10月3日(金)より
- 予定数に達しましたら、受付を終了させていただきます。
ワクチンの種類と選択
今年度から、2歳〜6歳の未就学児と中学生のお子さまは、これまでの不活化ワクチン(注射)または経鼻生ワクチン(フルミスト点鼻)のいずれかをお選びいただけます。
- 生後6か月から2歳未満:注射のみ(2回接種)
- 2歳~6歳未就学児:注射(2回接種)またはフルミストを選択可
- 小学生:フルミストのみ(1回接種)
- 中学生:注射またはフルミストを選択可(どちらも接種は1回)
注射用ワクチンをご希望の方へ
必ず1回目と2回目、両方のご予約をお取りください。(中学生の方は、1回目のみのご予約で、2回目は不要です)
※自動で2回分の予約はお取りできません。
※1回目接種から2週間以上4週間未満で2回目の予約が可能です。
フルミストをご希望の方へ
必ずこちらをお読みの上、ご予約ください。
小学生で、喘息治療中の方は予約前にお問い合わせください。
接種料金
注射ワクチン | 4,000円/回 |
---|---|
フルミスト | 9,000円/回 |
ご案内・注意事項
以下の説明をよくお読みのうえ、同意された方のみご予約ください。
- 医院窓口やお電話でのご予約、ご予約の変更・確認はいたしかねます、ご了承ください。
- 一度予約されますと、ご自分ではキャンセルできませんので、キャンセルご希望の方は必ずお電話ください。
- 去年無断キャンセルされた方は、ご予約されても自動キャンセルされますのでご了承ください。
- 1回目を無断キャンセルされた方は、2回目もキャンセルとなり、再予約はできませんので、ご了承ください。
- 無断キャンセルされた方は、次年度以降のご予約はいたしかねますのでご了承ください。
- 受付時間を過ぎてのご来院は、接種をお断りする場合がありますのでご了承ください。
- 予防接種以外の診察やお薬の処方はいたしかねますのでご了承ください。
- 卵アレルギーのある方でも接種可能ですが、重度の卵アレルギーやアナフィラキシーになったことがある方は必ず、あらかじめご相談ください。当日は対応いたしかねますので、ご了承ください。
- 予診票はWebでの記入のみとなります。
- 今年度は他のワクチンとの同時接種は行いません。
- 今年度は、健康保険組合連合会が発行する「インフルエンザ予防接種補助券」の利用はできません。接種後に領収書をお渡しいたしますのでご自身でお手続きをお願いいたします。
- 混雑防止のため、おつりがないようにご協力をお願いいたします。PayPay払いもできますので、どうぞご利用ください。
接種当日の持ち物(お忘れの場合、接種は致しかねます)
- 母子手帳
- 診察券
37.5℃以上の発熱や体調不良がある場合は接種できません。
お電話でのお問い合わせには対応いたしかねますので、必ずWeb予約ページをご確認のうえご自身でご予約をお願いいたします。
フルミストの安全性・注意点について
フルミストは日本での接種は昨年から始まりましたが、アメリカでは20年以上にわたり多くのお子さまに使われてきた実績があり、安全性と効果が確認されています。
フルミストは鼻にスプレーする「生ワクチン」で、弱めたウイルスを使って、体が免疫をつくる ように働きかけます。このため、接種後に次のような軽いインフルエンザに罹った時のような症状がみられることがあります。
鼻水・鼻づまり・くしゃみ
咳、のどの痛み、軽い発熱(37~38℃程度)
だるさや頭痛
これらは体がインフルエンザに対して免疫をつくっている証拠で、多くは数日以内に自然におさまります。まれに吐き気や下痢、喘息が強く出るなどがあります。
このため、喘息にて治療中のお子さまには注射をお勧めいたします。
高熱が続く、呼吸が苦しそう、喘息が悪化したなどの場合は、早めにご相談ください。
フルミストの接種を避けたほうが良い場合
フルミストは多くのお子さんに安全に接種できますが、次のような場合には注意が必要です。
- 重いアレルギーのあるお子さま
特にゼラチン(グミやゼリーなどに含まれる)や卵に強いアレルギー(アナフィラキシー)を 起こしたことがある場合。 - 喘息があるお子さま
現在喘息で治療中のお子さま - 先天性免疫不全症のお子さまや悪性腫瘍などで抗がん剤治療などを行ない免疫力が下がっている方が周りにいらっしゃる場合。
- アスピリン(バファリンなど)を内服しているお子さま
接種後にまれに重い副作用が起こる可能性があるため。
不活化ワクチンとフルミストの比較
インフルエンザワクチン:注射(不活化ワクチン)とフルミスト(経鼻生ワクチン)の主な違い
項目 | 注射(不活化ワクチン) | フルミスト(生ワクチン) |
---|---|---|
接種方法 | 腕に注射 | 両鼻にスプレー |
対象年齢 | 生後6か月から | 2歳から18歳まで |
回数 | 13歳未満は原則2回/13歳以上(中学生)は1回 | 1回で完了 |
効果の特徴 | 血液中のIgG抗体が主で重症化予防が得意 | IgG抗体+鼻粘膜のIgA抗体が誘導され感染予防も期待できる |
持続期間 | およそ5〜6か月 | 約1年間 |
メリット | ・長年の実績 ・乳児も接種可能 |
・痛くない ・感染予防効果も期待できる ・1回で終了 |
デメリット/注意点 | ・注射の痛みがある ・中学生までは原則2回接種が必要 など |
・2歳未満・19歳以上は接種不可 ・熱やインフルエンザ様症状が出ることがある ・重度免疫不全者との濃厚接触は1〜2週間控える など |